2006.5.28 「唐津 銀寿司」in Panacee

今回は唐津の寿司の名店、「銀寿司」さんが、お店の改装中東京のお得意さん宅で寿司を供してくれるとの情報を聞きつけ、常連さんにフィックスしていただき当店Panaceeにて、寿司を握っていただくこととなりました。

「銀寿司」といえば、唐津では「つくだ」に並ぶ有名店。唐津で江戸前が食べられるとあって、東京のお得意様も多く度々グルメシーンで紹介されている。

かの有名陶芸家、「中里 隆」さんにも愛され、すばらしい器で食べることができる貴重なお店。

お魚は唐津から持ってきていただき、唐津で握っているそのままの味を堪能させていただきました。


お酒はもちろん、地元佐賀のお酒で合わせたいということで、佐賀県の「天山」を2升。そして、私がこの日のためにお客様から譲っていただいた、山口の獺祭の長年寝かせてきたものを用意しました。焼酎はやはり麦っということで、店に転がっていた百年の孤独をセレクト。日本酒・焼酎をまったく飲まない私にとっては良いのか悪いのか?

うまかった。やはり九州と言うことで白身中心。しかし珍しいクエの握りやアイナメの握り。昆布で締めてある白身と一口に言ってもいろいろあるのだと、感心してしまいました。モチモチ感や、ネットリ感。旨味など本当に様々。

九州では醤油はもちろん、シャリが非常に甘いことでも知られているが、こちらはシャリには砂糖を一切使わないため鮮度が重要で、少しずつ小分けに炊いています。途中で離席しシャリを炊きに行き最高の状態を供してくれる。そのため地元でも出前もできず、長年来ていた多くのお客様が離れたそうです;;

それを承知でも江戸前を出したかったご主人の阿部さん。本当に一切の手抜きなし。奥様とのコンビもばっちりで、おっとりとした人柄が握りにも表れます。

そして旨い。最終的には残りのネタをみんなで争奪戦。9人で、ビール小瓶8本・日本酒三升・焼酎少々・・・・。飲みすぎでしょうか?

近々 「銀寿司」さんは名前を変えてリニューアルするとのこと、過去との決別。新しいスタートを応援したい気持ちでいっぱいです。

実はサプライズで、最後に中里先生の作られたお猪口を各自1個ずついただくことができました。通常で買えば○万円。これだけで元が取れた感じです。

皆さんも九州に行ったら是非行ってみてください。

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