この度、2008年最期の美味しい物会は、青山「武蔵」のご主人、武蔵さんにお願いして、貸切にて美味しいお寿司を堪能してまいりました。こちらは昨年のミシュランで見事★を獲得したお店。
乾杯は、日本のスパークリングワイン(※タケダワイナリーの「Brut 1997」で!)一年の思いを頭に浮かべ楽しい一時が幕を開けます。
比較的ドサージュの少ないサラッとした口当たりに7年間のシュールリーから醸し出される、複雑味。
昆布締めの鯛、コハダ、煮牡蠣などのつまみを口に運びながら、日本のワインは日本の物とよく会うんだな〜っと再確認。
そして待ちに待った握り。ほんのりと甘い酢、ふっくらとしたシャリ、握りの具合も程よく、口に入れてホロリと崩れる絶妙の握り。酢〆のネタはややしっかり目の〆具合。
ご夫婦で営まれており、のんびりとした空気でくつろげます。ご主人の生真面目なおもてなしの心・一生懸命さもいたるところに感じられます。
値段も手ごろで、握り12,000円と昨今の寿司高級店化とは違い使い勝手も抜群です。このくらいの値段は本当にありがたいです。
つまみで、昆布〆鯛に、コハダ、煮牡蠣と平目、サヨリ、烏賊、赤身、鰤、平貝、中トロ、車えび、煮蛤、鯖、子柱、大トロ、雲丹、秋刀魚、穴子、玉、中落ち 途中忘れてしまった物も少々。
気軽に行けて、席取りもゆったり、しっぽりとのんびり美味しいおすしが食べたい時は是非!